目次
呼称
リストガード、リストサポーター、リストラップ、手首ガード、メーカー製品名(マクダビなど)
概要
主に打撃時に、手首を固定する目的で使用されるパッティング用サポートアイテム。スポーツに特化したサポーターは、怪我の予防や再発防止のほかに、プレーをするパフォーマンスの向上を手助けする役割がある。
歴史
以前は、医療用として使われていたサポーターだが、バレーボールのトップチームのチームドクターが「スポーツ中の怪我の予防として活用できるものはないか」という発想から、現在のスポーツ用サポーターが誕生した。その後、治療用のサポーターだけでなく、怪我予防のサポーターの認知度が広まっていったのである。
特徴
リストガードは、右手と左手のどちらにつけるかでサポート効果は大きく変わる。一般的に、右打者の場合は左手に、左打者の場合は右手につけることが多いが、スイングフォームや手首の癖、ピッチャーによって装着する手を変えて使用する。逆方向にうまく打てなかったり、強い打球が飛ばなかったりする場合は、操作する手(ピッチャー側の手)に巻くことで改善が見込める。体に近いポイントで押し込んで打つバッターや、押し込む手がボールの威力に負けてしまうバッター、逆方向への打球をさらに強化したいバッターにとって、押し込む手(キャッチャー側の手)に巻くことが有効な手段となる。
役割
- 手首の動きを制限・過度な動作や不安定な動きを抑えることで、手首関節を安定させ、捻挫や手首の過伸展※1を防ぐ効果がある
- 手首を固定することで、強いボールの威力に負けないようになり、力強くボールを打ち返せるようになる
- 手首に強い衝撃や負担がかかるリスクを軽減する
- 手首に慢性的な痛みや腱鞘炎がある場合、過度な動きを制限し、痛みを軽減する
※1関節が本来の可動域を超えてまっすぐ以上に伸びてしまう状態
種類
ラップタイプ
サポーターにある穴を親指に引っかけ、甲~手首まで巻き付けるタイプ。手首全体を覆うタイプで、しっかり固定したい選手向け。
サムガード(サムサポーター)
手首の可動域を妨げないタイプで、親指の中手骨(親指と手首の間)を固定できる。手首は固定せずに、親指への衝撃を和らベル目的で使用される。
プロヒッター
打撃時のしびれを軽減させるため、衝撃吸収の役割として親指とバットの間に装着する。特に芯を外して打つと、通常よりも強いしびれを感じることがあり、親指の負傷を防ぐ効果がある。
ヒットパッチ
ヒットパッチ※2は打撃時の衝撃を和らげるために、バットと手の間に装着するシリコン製のアイテム。痛み軽減に加え、グリップ力が向上することも特徴。左右兼用・両面使用可能で、右打者は右手・左打者は左手に着用する。
※2パワーグリップの登録商標
捕手用
キャッチャーミットの土手部分に革紐で取り付けて使用する。球速向上や球種増加により、捕球時の手首への負担を軽減するために開発された。保護だけでなく、捕球時の安定感も高める。
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参考文献(出典)
- 日本シグマックス株式会社.“ZAMSTの歴史”.ザムスト公式オンラインショップ.https://www.zamst-online.jp/hpgen/HPB/entries/206.html.(参照2025-12-17)
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