目次
呼称
ソックス、靴下、アンダーソックス、アンダーストッキング
概要
ソックス(アンダーソックス・アンダーストッキング)は、ストッキングと重ね履きすることを前提とした野球専用の靴下である。一般に膝下までの丈で、スパイク内でのフィット感や汗の吸収性を高める機能を重視する。高校野球では規則で白のアンダーソックスの着用が必須と定められ、ストッキングと併せて正しいユニフォーム構成とされる。これにより統一感や規律を保つ役割も担う。
歴史
野球におけるソックスとストッキングの重ね履きは、米国で始まった慣習に由来する。初期のストッキング染料が皮膚刺激の懸念を生んだため、下に白い靴下を重ねて履いたことが原点とされる。このアンダーソックスの慣習はユニフォーム文化として定着し、ストッキングと二重に履くスタイルが伝統的に広まった。さらに日本でも野球文化の浸透と共に、この「二重履き」のスタイルが学生野球や草野球にも受け継がれた。
種類
ロングソックス(ハイソックス)
一般的なアンダーソックスは、丈の長さが膝上まであるこのロングタイプが主流。
ショートソックス
くるぶし上までを覆うクルー丈のソックス。ロングやストレートのユニフォームパンツの普及により、ロングソックスではない「短い靴下」の要望があり誕生した。
カラーソックス
基本的な機能は白のアンダーソックスと同様で、吸汗性・フィット感・スパイク内での安定性を担う。脚部の見た目に統一感を与えるため、ストッキングを省略したスタイルでも成立しやすい。高校野球ではカラーソックスの着用は認められていないが、プロ野球や社会人野球では規定が緩やかで、チームカラーや個人の好みに応じた着用が可能。
5本指ソックス
足指が一本ずつ独立することで地面をつかむ感覚が得やすくなり、打撃時の下半身の踏ん張りや守備・走塁時の初動が安定する。また、ストッキングの下に履く場合でもずれにくく、スパイク内での密着感が高いため、足部のコンディション維持を重視する選手に選ばれる。
底黒ソックス
足底の汚れを目立ちにくくするため、足底部分が黒色になっている仕様。
足袋型ソックス
つま先が親指とそれ以外で二股に分かれた構造。足袋型スパイク使用時の着用で、各段にフィット感がアップする。
滑り止め機能
足裏に滑り止め希望を搭載しているため、スパイクやシューズ内部でのずれを抑制できる。
着圧サポート
足首~ふくらはぎにかけて、部位ごとに着圧度を調整したサポート機能を搭載。適度な圧力でふくらはぎや足首を包み、筋肉のぶれを抑え動作を安定させることができる。また、疲労の軽減・回復にも有効で、血流をサポートし、運動中の疲労感を抑える。試合後や練習後に着用することで、むくみ軽減や回復促進を目的として使われることも多い。
フレッシュテック(FEEL360)テクノロジー
STANCE(スタンス)のベースボールギアソックスは、独自開発の素材「フレッシュテック」を採用している。そのため、気温や湿度が高い夏の練習や試合でも足元をドライに、快適にプレーすることができる。また、着圧サポートで筋肉のサポートに加え、土踏まず部分のアーチサポートも搭載。左右非対称の設計で、ベストコンディションを保つことができる。つま先・くるぶしにはクッションがあり、足全体にフィットし、グラウンド上でのグリップ感も高める。
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参考文献(出典)
- ULLR MAG.(ウルマグ編集部).“野球用ソックス・ストッキングの種類や履き方、おすすめ商品を紹介”.ULLR MAG..2024-02-28.https://www.descente.co.jp/media/sports/baseball/24403/.(参照2026-01-07)
- 広尾晃.“なぜ球団名に“ソックス”がつくのか? 野球と靴下にまつわる伝統と歴史”.Full-Count.2020-06-27.https://full-count.jp/2020/06/27/post814158/3/.(参照2026-01-07)
- カスタムプロデュース株式会社.“ベースボールギアソックス”.STANCE.https://stance-jp.com/baseballgearsocks/.(参照2026-01-07)
- 株式会社スポスル.“【野球】アンダーストッキングをなぜ履くの?履き方についても解説!”.スポスルマガジン.2023-03-01.https://sposuru.com/contents/sports-quest/baseball-under-stockings/.(参照2026-01-07)
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