目次
- 呼称
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概要
カラー - 歴史
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種類
足かけタイプ
レギュラーカット
ハイカット
ローカット
ソックスタイプ
ハーフカットタイプ(L字型)
ロング丈
レギュラー丈
レッグウォーマー
ラインタイプ
ストッキングホルダー -
素材
ポリエステル
ナイロン
綿
ポリエステル×綿
ポリウレタン混
抗菌・防臭加工
呼称
ストッキング、オーバーストッキング
概要
ユニフォームパンツの下から露出するすね部を覆うために着用され、基本的にはアンダーストッキングの上から重ねて履かれる。チームカラーやイメージを表現する役割を持つだけでなく、伝統校ではストッキング自体が歴史や実績の象徴となる場合もある。例えば高松商業高校では、ストッキングに入った横線が甲子園や神宮大会での優勝回数を示しており、「新たな一本を加えること」が選手たちの目標となっている。脚部の保護や汗対策といった実用面に加え、服装規定や伝統的スタイルを守る意味合いも大きい。現在は伸縮性や耐久性に優れた素材が主流となり、機能性と見た目、そしてチームの誇りを同時に表現するアイテムへと進化している。
カラー
主な役割である保護や汗対策に加え、近年では靴・靴下・ストッキングの色が熱中症リスクに与える影響について、実験による検証が行われている。スパイクにおいて白色が解禁された理由と同様に、ストッキングも白色にすることで足の表面温度の上昇を抑えられることがわかっている。一方、黒色のストッキングでは足の温度が50℃以上に達することも実証されており、白色ストッキングの着用が推奨されつつある
歴史
日本では、戦前から戦後にかけて野球の普及とともにストッキングに着用が定着した。特に戦後、高校野球が国民的競技として広がる中で、足かけ式のストッキングが標準装備として採用されるようになった。1990年代、MLBでストッキングを見せないユニフォームパンツの着こなしが流行し、日本のプロ野球にも広まった。一方、高校野球では規定によりストッキング露出が義務付けられている。パンツ丈が短い伝統的なユニフォーム様式と結びつき、ストッキングを見せる着用法は「野球らしさ」の象徴として現在まで受け継がれている。ロングパンツが主流のMLBでは、近年オールドスタイルのユニフォームパンツが流行し、クラシックスタイル回帰の動きも見られる。
種類
足かけタイプ
足先とかかとを持たず、土踏まず部分のゴムで固定する構造のストッキング。ストッキングの原点はこのスタイル。足かけ部分がゴムのため、着脱のしやすさが特徴。
レギュラーカット
足かけタイプに似ているが、足かけ部分はゴムではなくソックスと同じ素材で、足先とかかと部分がくり抜かれているタイプ。くり抜き(カッティング)の幅で、レギュラーカット・ハイカット・ローカットと区別される。レギュラーカットは、後述のハイカット・ローカットの中間くらいのカッティング幅。
ハイカット
くるぶしよりも上部分から広くカッティングされているタイプ。足の可動域を広く動かすことができる。
ローカット
くるぶしをしっかり覆う、浅めにカッティングされたタイプ。ストッキングのずれを防止し、フィット感を高めることができる。ローカットの中でも、さらにカットcmを短くした超超ローカット・超ローカットがゼットから販売されている。
ソックスタイプ
ソックスと同じくフルレングスで、足先まで覆うタイプ。靴下としての機能も兼ねる。重ね履き不要で着用できるため、手軽さを重視する選手に向く。保温性は高いが、夏場は蒸れやすい点がデメリットとなる。
ハーフカットタイプ(L字型)
足先部分を省き、かかとのみを残した構造を持つストッキングである。足先の蒸れを抑えつつ、かかとで位置が安定するため、ずれにくいのが特徴。足かけ式とフルレングス型の中間的存在で、フィット感と通気性を両立したい選手に適している。足かけタイプやレギュラーカット・ハイカット・ローカットと同様に、アンダーストッキングとの併用が前提となる。
レッグウォーマー
ふくらはぎを中心に覆う筒状で、主に防寒やウォーミングアップ時の体温保持を目的として使用される。ストッキングと異なり足先を覆わないため、着脱が簡単。試合前後やベンチ内での使用に適している。冬場の練習や待機時間に筋肉の冷えを防ぎ、怪我予防に役立つ点が特徴である。素材は厚手で伸縮性のあるものが多く、公式戦では着用が制限される場合もある。
ラインタイプ
チームカラーを基調としたソックスにライン(縦線・横線・複数本線など)を配したデザインのストッキングである。高校野球を中心に、規定に沿った配色やライン幅が求められることが多く、実用性よりも外観や規律性が重視される傾向にある。チームの個性を象徴する要素となる。
ストッキングホルダー
ストッキングがずれたり、下がったりするのを防ぐために装着するバンド。
素材
ポリエステル
最も主流となっている素材で、軽量かつ吸汗速乾性に優れる。汗をかいても乾きやすく、夏場や長時間の練習に適している。耐久性も高く、洗濯を繰り返しても型崩れしにくいため、試合用・練習用の両方で広く使用されている。
ナイロン×ポリエステル
ナイロンは強度と耐摩耗性に優れた素材で、破れにくい点が特徴である。スライディングなどで負荷のかかる場面でも耐久性を発揮するため、補強糸として使われることも多い。やや硬めの質感だが、長持ちを重視する選手に向く。
綿
肌触りが柔らかく、自然な履き心地を持つ素材。吸湿性は高いが乾きにくいため、他の素材と混紡して作られることが多い。締め付け感が少なく、快適性を重視する選手や初心者向けのモデルに採用される傾向がある。
ポリエステル×綿
ポリエステルの機能性と綿の快適性をあわせ持ち、速乾性と肌触りの良さのバランスを取った素材。季節や用途を問わず使えるため、定番モデルとして多くの製品に採用されている。
ポリウレタン混
伸縮性を高めるために使用される素材で、フィット感向上が主な目的となる。単体で使われることは少なく、他素材に少量混ぜて着圧性やずり落ち防止性能を補強する役割を果たす。コンプレッション系※1モデルに多い。
※1適度な圧力を体に加えることで筋肉の動きをサポートし、血行促進や疲労軽減、パフォーマンス向上を目的とした機能を持つ
抗菌・防臭加工
素材そのものに、抗菌・防臭加工を施したタイプ。汗や皮脂による臭いの発生を抑え、清潔感を保ちやすい。特に練習頻度の高い学生や、洗濯回数が多い環境で重宝される機能素材である。
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参考文献(出典)
- ULLR MAG.(ウルマグ編集部).“野球用ソックス・ストッキングの種類や履き方、おすすめ商品を紹介”.ULLR MAG..2024-02-28.https://www.descente.co.jp/media/sports/baseball/24403/.(参照2026-01-07)
- 広尾晃.“なぜ球団名に“ソックス”がつくのか? 野球と靴下にまつわる伝統と歴史”.Full-Count.2020-06-27.https://full-count.jp/2020/06/27/post814158/3/.(参照2026-01-07)
- 岡本尚之.“スタッフは全員、野球好き。アメリカン・ベースボールをこよなく愛するブランド「Jackman」”.朝日新聞デジタルマガジン&[and].2019-12-06.https://www.asahi.com/and/m/article/15793454.(参照2026-01-07)
- 中部大学.“炎天下における野球で白色の靴・靴下・ストッキングが熱中症リスクを軽減─下肢着用品の色の組み合わせを変えた実験データで明瞭な違いが判明─(伊藤守弘教授ら)”.中部大学.https://www.chubu.ac.jp/news/52766/.(参照2026-01-12)
- 一般社団法人日本スポーツ栄養協会.“夏季は野球選手の靴・靴下・ストッキングを白にすべき理由 黒だと下肢温度が50°Cを超えることも”.スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】.2025-11-06.https://sndj-web.jp/news/003622.php.(参照2026-01-12)
- 柳川悠二.“古豪・高松商業 ストッキングに描かれた6本の横線の意味”.NEWSポストセブン.2019-03-26.https://www.news-postseven.com/archives/20190326_1335981.html?DETAIL.(参照2026-01-12)
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